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ビタミンCの摂取方法や吸収率、摂取量について

2021年02月16日更新
ビタミンCの摂取方法や吸収率、摂取量について

SUMMARY

  1. ・医師と一般消費者の認識の違い、「摂取量」「吸収量(吸収率)」
    ・さまざまな摂取方法について
    ノンリポソームのビタミンCとリポソームのビタミンC
    ・ビタミンC摂取量を決定するポイント

ビタミンCに関するアンケート
摂取量・吸収量(吸収率)

2018年4月4日、弊社ではビタミンCの日を記念して、ビタミンCに関するアンケートを実施しました。一般消費者向けのアンケートと並行して、医師に向けて個別にアンケートを実施しましたが、医師と一般の方のビタミンCに対する意識と選択の違いがわかる結果となりました。 
医師と一般の方の違いは、一言でいうと摂取量と吸収量への認識です。 
 

【アンケート調査結果まとめ】 
・1日のビタミンC摂取量について、医師の半数以上が「2,000mg以上」と答えたのに対し、一般消費者の半数は「1,000mg未満」と答え、倍以上の開きが出ました。 
 
・ビタミンCの摂取方法により吸収率が異なることについて、医師は95%が知っていると答え、一般消費者は半数以上が知らないと回答しました。 
 
・医師推奨のビタミンC摂取方法は「医療機関でのビタミンC点滴」「医療機関処方のビタミンC剤」。しかし一般消費者がこれらを利用する割合は5%未満でした。 
 
<調査に関する記事> 
医師と消費者、ビタミンCの認識に大きな開き。 
医師が有効と考える摂取方法の利用者はわずか5%未満。 
 
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医師と、一般との認識の差。 
この点について、抑えておくと良いと思われる重要なエッセンスを引用しつつお伝えします。 
 

“経口の場合、一度の摂取量を増やせば増やすほど、吸収率が低下すると言う特徴がある。1日1,000mgを上回って摂取した場合は、吸収率が半分以下になる” 
 
(参考)厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』 
 
“ビタミンC点滴は、直接血中のビタミンC濃度を高めます。検査や問診により医師による適切な量のビタミンCやその他の栄養素も補う事が可能であり、医師が選ぶ有益なビタミンC摂取方法の1つです。”
 
 
(参考)柳澤 厚生医師 「奇跡を起こす 点滴でアンチエイジング」 
 
“リポソームカプセル化されたビタミンCは、経口投与でありながら、厳密に言えば点滴をも上回る生体利用率を兼ね備えている。言い換えれば、経口摂取でありながらビタミンC点滴に匹敵する効果を持っています。” 
 
(参考)~トーマス・E・レビー博士~ PRIMAL PANACEA 「究極の万能薬~ビタミンC の真実~」 
 
リポソームカプセル化されたビタミンCに言及したこところで、ノンリポソーム、いわゆる「裸のビタミンC」についてはサプリメントの場合、どのように摂取するのが理想なのでしょうか? 
ご紹介しながらリポソーム型のビタミンCサプリメントと併記してお伝えします。 
 

●ノンリポソームのビタミンC サプリメント摂取方法

リポソーム化されていないビタミンC の場合、経口摂取では量を摂れば摂るほど吸収率が 低下します。1,000mg 以上の摂取の場合、吸収率は50%以下に減少してしまいます。そのため、1日3~5 程度の回数に分けての摂取が推奨されています。 
 
また、ビタミンCにはどんなに大量に摂取しても吸収できる限界(飽和限界)があるため、体がビタミンC を多く必要としている状態では、十分量を満たすことが難しく、点滴との併用などが必要です。
※米国立衛生研究所によると、大量にとってもその大部分は代謝されてしまうので経口では、1リットルあたり65mgが、血中のビタミンC濃度の飽和限界とされています。 
 

●リポソーム型ビタミンCサプリメント摂取方法

上述したようにビタミンCは口から摂取しても吸収されにくく、体外に排出されやすい栄養素です。このビタミンCの弱点を補うために、開発されたのがリポソーム化されたビタミンCです。 
 
細胞膜と同じ脂質2重層でできた人工細胞膜であるリポソームは、元々医療の現場において抗がん剤などの薬剤を効率よく届けるための薬の「運び役」(DDS[ドラッグデリバリーシステム])として利用されてきました。このリポソームで包まれたビタミンC がリポソーム化ビタミンCです。 
 
リポソームに包まれていない裸のビタミンC(ノンリポソームのビタミンC)は、消化管 の特定の孔(あな)を通って体内に吸収されます。そのため、一定量超えると孔で渋滞が 起きて、どんどん吸収率が悪くなってしまいます。しかし、リポソーム化されたビタミンCは特定の孔を通らず腸壁より直接スムーズに吸収されます。 
 
リポソーム化されたビタミンCは、血中の飽和限界(220 マイクロモル)を超えて、ビタミンC濃度を長期間維持することがわかっております。 
 

ビタミンC摂取量を決定するポイント

ビタミンCは、食事に気をつけて野菜や果物を積極的に食べても、1度に吸収される量の上限もあるため、必要量、十分量を摂取することが難しい栄養素です。 
ご自身の体調に合わせ摂取量を考えましょう。 
 
“ビタミンCの摂取量を決定するもう一つの方法は、単純に身体が発している信号に注意し、「あまり調子がよくない」と感じるときは、多くの場合は摂取量を増やすことです。健康だと感じるようになり、ビタミンC摂取量を増やしてもそれ以上の改善がみられなくなった場合は、ほぼ間違いなく体に必要なビタミンCを十分摂っているということになります。” 
 
(参考)~トーマス・E・レビー博士~ PRIMAL PANACEA 「究極の万能薬~ビタミンC の真実~」 
 


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2020年03月31日作成 └ビタミンCの知識
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