冷え性の方必見!インナーケアと血流、自律神経の関係
2021年09月17日更新
SUMMARY
- ・冷え性改善には自律神経を整えることが大事
・インナーケアと自律神経
—自律神経を整えて“冷え性”を改善!—
慢性的な冷え性に悩まされていませんか?
冷え性は季節に関係なく手足が冷えてしまうのが辛いところです。冷え性が原因で、便秘や下痢、生理不順、新陳代謝が悪い、といった悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
さて今回は、冷え性になってしまう原因と、インナーケアの関係についてのお話です。(※)。
「冷え性」とはつまり「発熱不足」
冷え性とは「手足が全体的に冷えている状態」で、これは体の熱が逃げやすくなっていること、「発熱」が不足していることが主な原因です。
「発熱」は、「水素や炭素が体内でゆっくり燃えている」というイメージが近いでしょう。
そして、この発熱のほとんどはミトコンドリアで行われています。「ミトコンドリア」は、細胞の中にあってエネルギーをつくっている小器官です。ミトコンドリアが多い器官は筋肉になります。
ですので、「筋肉量が少ない」ことは「発熱量不足」につながり、冷え性の原因となります。筋肉不足による冷え性の解決には筋肉をつけることが何より大事です。
筋肉量以外が原因の「冷え性」は3つ
さて次は、「筋肉量があるのに冷え性になる場合」について考えましょう。この場合の(ほとんどの)冷え性は「筋肉で発熱が行なわれてない」ことが原因です。「筋肉で発熱が行われていない」原因としては、主に次のような場合が考えられます。
① ミトコンドリアが働ける環境にない(栄養不足による機能低下)
② 血行が悪く筋肉に酸素が届いていない(血流が悪い)
③ 赤血球の質・量が低下して酸素が十分に届かない(貧血など)
①はビタミンB群が不足すると起こりやすく、またビタミンCが不足しても起こります。
②は自律神経が関わっています。
③については、鉄不足が大きく影響しています。
ここでは得に②の血流が悪い場合について、自律神経との関わりの面から、もう少し詳しく見てみましょう。
自律神経の乱れによる冷え性
「自律神経」とは、呼吸や心拍、血圧、体温、発汗など身体の活動を調整している神経で、身体の活動時や昼間に活発になる「交感神経」と、安静時や夜に活発になる「副交感神経」があります。
交感神経と副交感神経は相反する働きでバランスをとって機能しています。
しかし、不規則な生活や精神的なストレスがかかると、自律神経の働きは乱れてしまい、身体の器官にさまざまな不調が現われます。
自律神経が乱れると体温調整がうまくできなくなります。例えば交感神経が強く出て血管が収縮していると血流が悪くなり、酸素が筋肉に届かなくて手足で発熱されません。また血液は熱を運ぶ機能もあるのですが、血流が悪いと熱が運べず、暖かい部屋の中や布団の中にいても手足が冷えたままになります。
さらに自律神経が乱れている状態が続くと筋肉の発熱量、発汗などが調整できず手足だけでなく体全体が冷えきってしまいます。
ビタミンCと自律神経
ビタミンCは抗ストレスホルモンの材料となります。ストレスにより自律神経は乱れてしまいますので、ビタミンCも消費されてしまいます。
不足したビタミンCを補給することが大切です。
季節の変わり目は寒暖差が激しく、体温調節を担う自律神経が乱れがちです。
インナーケアで自律神経を整えましょう。
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