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土地の文化を肌で味わい、心身の美と健康を叶える豊かな旅へ

2021年12月22日更新
土地の文化を肌で味わい、心身の美と健康を叶える豊かな旅へ

SUMMARY

  1. ・今人々の健康意識は高まっています
    ・そこに住む人々の文化や価値観がわかるのがスパ
    ・まとめ

世界中のホテルスパを取材し、各地の健康や美のルーツを体験し続けている、トラベル&スパジャーナリストの板倉由未子さんが執筆するコーナが今日よりスタートします。
世界のスパのリチュアルやトリートメントには、その土地に根づく“おばあちゃんの知恵袋”的なウェルネスメソッドが秘められています。例えば、五十肩を改善するポーズや、風邪をひきそうなときのおかゆのレシピなど…。
そんなその土地ならではの健康法を、毎月1地域にフォーカスを当て、スパから紐解いていきたいと思います。
今はまだ自由に海外旅行に行けない環境です。この特集を通して、世界を一緒に旅してみませんか?
初回は、板倉さんが考える、スパを目的とした旅の魅力や楽しみ方についてお届けします。

今人々の健康意識は高まっています

今、心身のメンテナンスを最優先に、スパで旅の目的地を決める人が増えています。日々の喧騒の中で、いつの間にかズレてしまった心と身体のバランスを調整したいという、本能から生まれた現象かもしれません。さらに、コロナ禍によって、どんな人でも少なからず、自分の体調の変化に敏感になり、健康意識は、いっそう高まっているようです。

なんといっても人生の幸福は、「美と健康」があってこそ。物欲を満たし続けても、本当の安らぎや満足は得られません。

そのことに気づき、身体にいい食事、パワースポット巡り、ヨガや瞑想など、五感に深く響く体験を求めています。スパもそのひとつとして、日常や旅のスタイルに定着してきているのでしょう。

この流れにともなって、今やホテルにとってスパは欠かせないものになり、心身の美と健康をサポートするためのプログラムが打ち出されています。また、デトックスやストレスフリー、ガンの術後緩和ケアなど、健康の目的別に、パーソナルコンサルテーション、トリートメント、食、アクティビティなどが組み込まれた滞在プランも充実してきています。つまり、スパが旅の印象を決定づけることもあるのです。

そこに住む人々の文化や価値観がわかるのがスパ

世界の名ホテルスパと呼ばれるところには、共通点があります。
まず、スパとホテルのサービスに関するコンセプトが一致していること。そして、土地の産物や伝統療法を生かしたトリートメントがスパメニューにあり、インテリアからセラピストの所作にいたるまで各地に息づく精神、美意識などが反映されていることです。そんなスパではそこに住む人々の価値観が伺え、長年受け継がれてきた「美と健康」に対する知恵と効果を実感できるでしょう。

まとめ

伝統療法を通して文化のエッセンスを受け取り、五感が解放される……それは、郷土料理を味わうことと同じように、自然に土地へなじむことを促してくれます。さらに、日常生活にも活かせる、よりよく生きるためのヒントまで得られます。スパを体験することで、旅がいっそう豊かになる……次回からは、そういったエピソードをお届けします。
ご期待ください。

トラベル&スパジャーナリスト
板倉由未子
Yumiko Itakura

<プロフィール>
『25ans』などの編集者を経て現職に。世界を巡り、土地に息づく癒し、健康、食、文化をテーマに、各メディアで五感に訴える旅企画を提案&執筆。政府の国際機関や観光局、企業主催のセミナーなどでも、スピーカーを務める。また、イタリア愛好家としても知られ、『イタリアマンマのレシピ』(世界文化社刊)を構成&執筆。
www.yumikoitakura.com

Photos:Yumiko Itakura

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2021年12月23日作成 └【連載】世界に学ぶ癒しと綺麗の智慧
ランク1位

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